洋服を買う ー 似合ってないと思うのですが
先日、お気に入りの若者ブランドに秋物を買いに行った。
前から気になっていたベロア調のジャンパースカートと、その下に着るトップスとして、タートルネック、Tシャツ、ブラウスを試着室に持って入った。
まずはタートルネックとジャンパースカートを試着。あれれ、思っていたのと違う。やけに棒みたいに見える。うしろ向きになるとスッと一本のスリットが太ももの中間のところまで入っている。Iラインなのだ。
取り敢えずは試着室の外に出てみる。店員さんが来て「やっぱりお似合いですね。」と。「いやいや、どう見ても棒でしょ。」と心の中で思ったけれど、「・・・取り敢えず次の着てみます。」と試着室に戻って次のを着る。何着かトップスを替えて試したところ、トップスの袖にボリュームがあれば、「棒」感が薄まるようだ。
いろいろ着て試着室を出る度に店員さんは「よくお似合いですね。」と言うが、最初に明らかに似合わないのに似合うと笑顔で言われたことで頭がいっぱい、何を言われても嘘に聞こえる。
結論。何も「棒」感満載のIラインジャンスカを無理して買わねばならぬ理由はない。結局、手持ちの服に合いそうな袖ふわりトップスを1枚購入して店をあとにした。
